家具 指物 桑山

木組みの伝統技法で作る無垢の家具



工房での仕事

素材・道具・技・職人の心


工房では木の小物から一枚板の大きなテーブルまで、材料の仕入れからデザイン、またオイル仕上げや拭き漆まで一貫して行っています。

伝統的な木組みの技法を用い、一つ一つの工程を丁寧に、また手間をおしまないこと、そのつみ重ねで末永く使っていただける家具が出来上がります。

伝統技法を用いて作る無垢の家具
伝統技法を用いて作る無垢の家具

良い家具は材料選びから

 

木の家具は素材である木が主役です。 

材歴の確かな良材を選び仕入れるよう心がけています。

 

一枚板のテーブルや特殊な材などはご希望の物お探しいたします。

 

製材された材料は風通しの良い所に桟積みしてゆっくりと水分を抜いていきます。最低でも5年以上(中には20〜30年という物も)自然乾燥したものを使う様にしています。

 輸入材や一部の材料は国内外にて人口乾燥されされたものも使用しています。

 

 

 

梅雨などの高湿時また作る物や使われる環境に合わせ乾燥庫にて人口的に木材の含水率を調整しています。

 

 

材料選び・木取りは

一つの家具はなるべく一本の木でまとめるように心がけています。

違和感なくまとまる様、なるべく無駄が出ない様、

木の素性を見て、木の動きを予測して使う部分を選びます。

 

 

また効率だけを優先せず適した組み手、適した加工法、正確な仕事を心がけています。

できる限り壊れない様に作るのはもちろんですが、

もし不具合が生じても修理出来る様に作るというのも大切な事。

 吸付き蟻桟

 

 

 テーブル天板の反りを抑え、木の動き(伸縮)を妨げない様に天板裏に用いる桟。

ビス等を使わず蟻といわれる台形の仕口を送り込むことで天板と結束します。

 

 

精度が要求される仕事で、無垢材でテーブルを作る上で最も大切な仕事の一つです。

 力のかかる部分はそれ相応の加工を

テーブル脚の継手例、2枚のホゾを通して裏から楔で締めています。壊れずらく抜けずらく、見えない所ですが丁寧な仕事を心がけています。

 割れ止め

幅の広い板は割れや傷がある物がほとんどです。

その様な板を有効に使うため、割れが広がらない様また割れが入らない様に割れ止め(ちきり・ちょうちょ)を入れます。入れる位置と深さが重要で意匠にも気を配ります。

 

 

 塗装は安心安全・無公害の漆やオイルを使用

オイル仕上げは

無害であること、自然な仕上がりであること、

メンテナンスが簡単でお手入れしやすいこと。

材種や仕上げ方、使用目的に合わせ数種類のオイルを使い分けています。

*テーブル天板や水回り等 天然のオイルだけではメンテナンスが必要なため、お手入れの苦手なお客様や

耐水性や汚れにくさを優先されるような用途には食品衛生法に適合の

天然植物油をベースにしたウレタン混合オイルをご要望に応じて使用しています。

 

拭き漆は天然の生漆のみを使用

 

 写真は一枚板のテーブル に拭き漆をしているところで、木固め(捨て摺)という最初に行う行程です。へらで木地に漆をたっぷりと染み込ませ強い木地を作ります。

その後、研ぎと拭き漆(摺り漆)を思った仕上がりになるまでくり返し行います。